こんばんは。夏が終わってしまう。安堂チユです。
今年も大好きな季節を、また一段と好きになりました。
ずっとずっと思い入れのあった8月ですが、エースリーを好きになって、さらに大好きな季節になりました。
ここ数年は異常なほどの暑さが続いていて、子どもの頃の夏休みの、朝はノースリーブのワンピースだと肌寒かったあの感覚が嘘のようというか、もはや異次元のようですが。どれだけ暑くても、どろどろに汗をかいても、お部屋の中に入った瞬間に冷房に触れる感覚、背筋を伸ばしてヒールの高いサンダルとかわいい日傘で歩くアスファルトの暑さ、アイスティの喉に染みるような感覚などなど。日常のあちこちに転がっている夏が、わたしは大好きです。
今年はかわいいワンピースを着ておでかけする機会もなければ、夏のアフタヌーンティも楽しめなかったけれど、世間には花火大会もなんにもなかったし海もプールもなかったけれど、それでもやっぱり、夏はひどく愛おしい季節だなぁと思いました。
年々身体がしんどくなる一方なのに加えてうだるような暑さが年々増していっていますが、それでもいつでも、夏に恋した若かりし頃の気持ちを大切にして、これからも夏を好きでいたいなと、今日は改めて思いました。
さて、先日より一日のノルマを終えないと夜ご飯を食べてはいけないルールを作ったのですが、友人(うちの売り子)に、それ絶対ご飯食べなくなるやつやでと言われていた結果。
見事に食べなくなりました……(笑)
さすがや……長年の付き合いの人はわたしのことをよく分かっている……見かねたフォロワーさんがドライフルーツを送ってくださりました、ありがとうございます。うきうきしながらオートミールと共に豆乳に浸します♡
筋トレしてたらちゃんと食事するんだけど、今はとにかく自分を鍛えている時間すら無い状況です。というか、もう鍛えたら疲れて眠くなって寝ちゃうから、禁止!笑
脱稿するまで、気合入れてがんばります……。
さて、とっても遅くなってしまったマシュマロのお返事です!
いつもあたたかいメッセージをありがとうございます。返信不要で送ってくださった方もありがとうございました♡
こんばんは♡わぁい、文章が好きだと言っていただけるのは、とても嬉しいですし励みになります!ありがとうございます!
Omrsこわい!(まんじゅうこわい)
本当は、びっくりさせられる系のものがめっちゃくちゃ苦手です。あと、おばけはよく出会うタイプのひとです。
※この先新刊のネタバレがありますのでご注意ください!
こんばんは!
完結まで見守っていただき、ありがとうございます。
わたしも、ものすごい自分に刺さる作家さんと出会った時に、なんてすごい人と出会ってしまったんだろうと頭を抱えてごろんごろんするので、マシュマロ主さまにとってわたしがそんな存在になれていることを、とても嬉しく思います。
たくさん刺さった箇所を教えていただき、とても嬉しいのでお返事させてください♡
P.9の万里くんと紬さんのところ
このシーン、書くのとっても楽しかったのと、するすると会話が出来上がったことを思い出しました。紬さんには全然勝てない万里くんが好きです。全部ばればれな万里くん!
紬さんってきちんと自分の考えを持っていて、その考えにはきちんと根拠のある自信を持っているところが好きです。だから泣かせたいと思って泣かせてあげられたのかなーと思っています。
p.21の女の子だったら~のところ
エグい角度でぐっさりいってほしくて、このフレーズは入れるぞ!って決めていた所です。聞いてもいい相手だと思っているからこそ出た言葉なんだろうな~と思っています。
真澄の前で一成もちょっと良い格好していたということでございます。大人だからそう答えたけど、でも多分、実際にそうだったら無理だったんじゃないかなぁと思います。至は女性器をみてもげんなりするタイプだけど、一成は吐くタイプかなーとこの世界線では考えていました。
大人の会話で、本当のところを知ってもらえてよかったです。
P.35「顔以外全く自信がないよ」
これ、わたしの中の至さんのサビです……。顔しか自信がなくて、顔に自信があったぐらいで……って思っている至さん。みんながうらやむものを持っているけれど本人の中ではラッキーアイテムぐらいに思っていてほしいし、それ以外にはネガティブでどうしようもない大人のままていてほしい~!と思って書きました。万里くんは至さんが普通に振舞っていても、いつもと違うことにすぐに気づくし、それをうまく引き出して話を聞いてあげられるようになっているぐらいの年月かな~と思ってこの流れになりました。
p.45万里くんぐずぐずのシーン
仰る通り、ここで至さんはお世話を焼く心構えをしたと思います。わーい、マシュマロ主さまも一緒に心構えしてもらえてよかったです!笑
テンションぶち上げに笑ってしまいましたが、お気持ちめちゃくちゃ分かります……わたしもテンションぶち上げで書きました。このシーン、当初のプロットには存在していなかったんですよ、実は……。手癖で気づいたらこんなことに……(笑)
点滴中にお布団でしーしーは書くのが楽しすぎましたね!ここポイントです!ってところを的確に言ってもらえてうれしいです。そして万里くんはいくつになっても万里くんなので、二人きりで、しかも子どもの頃に甘えられなかったシチュエーションがやってくるとぐっずぐずになってしまうという、完全にわたしの性癖丸出しですね……(笑)
p.55 固定観念の話
ここまで来るのに長かったのですが、ようやく本人の中で腑に落ちてくれてよかった~!と思いながら書きました。大きくなりましたよね、真澄くん……。気持ちは近所のおばちゃんですが、やっぱり少し離れて一人で旅に出して良かったなぁとわたしも思っていますし、きっと至も万里も思ってくれたと思っています。ぐっと成長してくれてわたしも嬉しいです。
p.78 笑ってる至さんのことろ
新境地開拓です!(笑)今度またキャスでもお話しようと思っていたのですが、ドラマのベッドシーンで前貼りしている時におもらしは、いつか書こうと思っていたシチュエーションのひとつで、今回万里くんには俳優に徹してもらうのでよし書ける!いくぞ!とネタを出し始めた当初からもう組み込まれておりました……。やっと書けて、とってもうれしいです♡
めっちゃくちゃ女と寝たことに不機嫌だったけれど事実を知ったら爆笑したり、オンエアでシミを確認しているところは、至さんの陰の部分でありながらもすごい可愛いところだなぁと思いながら書きました。マシュマロ主さんの仰る通り、俳優としてそこに居て、至が嫌うものの一つであるベッドシーンの中で、そこにいるのは全然家での万里くんと違うはずなのに、見慣れたおしっこのシミを見て、あぁ全然万里だと思って安心したのだと思います。あとは優越感というか、あんな感じですが至さんは手に入れたものに対しての独占欲だけはすごい強いタイプだと思うので、みんなが知らない万里の一面をこの一瞬のシーンで自分だけ知っていることに対して、鼻歌でも歌ってしまいそうなほど浮かれているとは思います。そりゃ、子どもはぽかんとしますよね(笑)
p.103 家族を捨てられない~のところ
原作を下敷きにして書くのがわたしのモットーなので、そう言って頂けて嬉しいです。
仰っていただいたように、今回は同じセリフだけど、原作は捨ててしまえる側、自作は捨てられた側で、全く立場がちがうのですが、それでも家族に対して思い悩んだり、周りの人に助けられて答えを見つけるあたりの軸だけはぶれないようにしたつもりです。比較しながら楽しんでいただけたとのこと、嬉しいです。
P.134 誉先生のところ
有栖川先生があえて全く知らない万里に触れることで解決の糸口を見つけていくことができたのは、もうひとえに有栖川先生の気づかいの出来る姿勢故だと思います……!芸能界が非常に闇の巣窟であることを分かった上で、それでも脚本を書くために知りたい気持ちを知るために、誰にも聞かれないように配慮してくれたから万里くんも素直になれたのだと思います。
p.160 家族の形~
はい、仰る通り、このシリーズのテーマはここです。人と人はみんな違うし、その個人が集合した家族なんて、勿論みんな違うんだよ~ってことを長々と語ってきたのですが、感じてもらえてよかったです。
P167 千景さんのところ!
実は3回書き直したシーンなんですけれども、こうやって喜んでもらえているのを見ると、やっぱりこの形で出せてよかった!やったー!と一人喜んでいました。
多くは語っていないのですが、ご想像の通りだと思いますので、千景さんにもちゃんと大切な人が居て、幸せになっていてほしいなぁとわたしも思っています。
長らくのご乗車、こちらこそありがとうございました!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
これからも楽しくお話を書いていけたらいいなと思います。これからもお付き合いいただけますと嬉しいです。
メッセージありがとうございました。
今年もまたもう一度、夏に恋をした。
安堂チユ