こんばんは、絶賛抜け殻、安堂チユです。
先日頒布を開始いたしました本で、一年近く書いていた長編(らしきもの)が終了しました。
そして、つい先日の土曜日に行ったキャスにて、詳しいネタやわたしの思いをお話して、ついにすべての工程が終了いたしました。
読んでくださったみなさまに、感謝しています。
今はやり切ったという気持ちより、あぁ終わったのか~という気持ちの方が大きいのですが、少しずつ少しずつ寂しい気持ちが大きくなっていっているので、きっとそのうちめちゃくちゃ寂しくなるのかなぁと思っています。
今までわたしは全然シリーズものとかを完結させられない人だったし、つい2年前ぐらいまでは長編を書こうと思ったことすらなかったのですが、やったことがないからやってみようと思って挑戦して二回目、随分とだらだらと書いてしまったことは反省しつつも、やり遂げられてよかったなぁと思います。
今回のキャスで、生意気にも自分の話の作り方のことをお話させていただいたのですが、邪道なのであまり参考にしないでください、そしてもうすでにこの時と今では全く作り方が違います(笑)(今ならあんな構成にしない、もうちょっとうまくやる!)
全然プロでもなんでもないし、威張れるところも参考になるようなところも何にもないので、普段は基本的に黙って大人しくしていようと思っているのですが、わたしが「一度は長編書いてみたいなぁ」とこぼした時に、お友達が、それはそれは丁寧に自分の長編の書き方を伝えてくれて、それを参考にさせていただいたわけではないのですが(というより、専門的すぎて半分どころか一割も理解できなかったポンコツすぎる当時のわたし……)、伝えてくれたこと、一緒にがんばろう!って言ってくれたこと、応援してくれた気持ちがとても嬉しかったんですよね。
わたしの周りにも今、ありがたいことに、書くことを頑張っているフォロワーさんがたくさんいてくださる環境で、わたしはそれがとても嬉しくて有難いことだと思っているので、自分がしてもらって嬉しかったことを自分もしてみようと思って、お話しました。(とは言え自分より全然全然書ける人ばかりなので何を言ってんだという感じなのですが……)
今までただただ褒めてもらって、甘やかされて生きてきたわたし、今回の状況でよく、やーめた!ってポイっとしなかったなぁと思うのですが、それもこれも全部、続きを待ってますと言ってくださった方がいてくれたからだと思います。相変わらず一人では何もできないなぁ~と思います。
わたしの個人的な話になるのですが、大昔、まだ大学生の頃、全然別のジャンルで細々と同人をしていた時に、当時お友達だった子にリクエストをもらってその子の好きなカップリングのお話を書いたことがあったんですよ。その時はすごく喜んでくれたのに、そのすぐ後にその子が、やっぱり自分の好きなカップリングは自分が書いたのが一番おもしろいって言っていて。今考えたらそんなこと当たり前だし、たしかに彼女はわたしよりもずっとずっと、比べ物にならないぐらいお話を書くのが上手で、わたしも彼女のお話を読むのが大好きだったんですけど、なんだかそこでぽっきり心が折れちゃったんですよね。よわよわだけど(笑)
それをきっかけに書くことを辞めてしまって、その後、数年何も書かずに生きていました。
それを思えば、もうわたしとしては、書ききっただけで花丸なんですけれども!(笑)
書ききれたのはやっぱり、読んでもらえるからだなとあらためて思います。
4年と少し前に、もう人生に限界を感じた時に、死ぬ前にやっぱり小説を書いてみようと急に思って書きだして、結局まだ生きて小説を書いているのですが(笑)わたしが同人をちゃんとやり直してから丸4年と少し、もう少しで5年?この4年間は本当にずーっと書くことばかり考えていて、書くことが楽しくて、でもなかなかうまくならなくて、それでも毎日数ミリずつでも前に進む感覚が楽しくて、今ここにいます。
ここまで好き放題書いているのに、後ろから刺されたり、家が爆発させられていないのが最早奇跡だなと思う時もありますが、今回も本当に、声をかけてくださるみなさまに支えて頂きました。
昔と比べたらわたしは本当に強くなったし、強くなれたのはわたしの書いたものを好きだと言ってくださる方、執筆活動を応援してくださる方がいてくださるからだと思っています。
それから、周りにいる友達や、家族の理解や応援にも助けられています。
いつも本当にありがとうございます。
物語は、登場人物を描く行為で、その話の中で誰かを成長させたり幸せにしたりしていますが、書くことを通して、書いているわたしも成長できていると思いますし、幸せにしてもらっています。
そして、読んでくださった方が、その方の生活や日常に、何かを感じてくださったら嬉しいなと思いますし、わたしの書いたものを読む時間を楽しんでくださったり、新刊を楽しみにして頂けたら、わたしにとってこれ以上ない幸せです。
今でもじゅうぶん幸せだけど、でも、まだまだです。
まだまだ伸びしろはたっぷりある素人なので、これからもたくさん勉強して、たくさんのものを吸収して、たくさんのお話を書いて、たくさんの幸せや感動を届けられる人になりたいです。
そしていつかは、自分の中で納得して、自分の代表作はこれだ!と胸を張って言える物語を紡げるようになりたいです。
作風はころころ変わる人間ですが、根っこの部分の仄かに暗くてじんわり湿ったどうしようもないウエットな感じは一生変わらないと思うので、これからも飽きずに応援して頂けると嬉しいです。
色々とだらだら書いてしまいましたが(こういうところがよくない)今カウントしてみたら結局6章でそこそこの字数を書いていたようなので、読んでくださったみなさまにただただ頭が下がる思いです。読んでいただき本当にありがとうございました。
それではマシュマロのお返事です!
返信不要で送ってくださった方もありがとうございました!
こんばんは♡
キャス聞いてくださってありがとうございます!後半もう声ガッスガスだったのでお聞き苦しくてすみません……きっと寝落ちされたのはお経のように早口でまくし立てたからだと思います(笑)
また聞き返してもらえるとうれしいです~!メッセージありがとうございました!
こんばんは!
台風大丈夫でしたか?
暴風域に入った?大丈夫なのか……?と思った瞬間にその後のツイートに笑ってしまいました。その妄想力素晴らしいです!すべて萌えのネタにして楽しくいきましょ♡
メッセージありがとうございました!
なゆたさんこんばんは!
いつもこんな伝え方ですみません!今回もすばらしかったです!!いつもなゆたさんのお話は素敵すぎて唸っていますし、何度も読み返しています。素敵なお話をありがとうございました♡
もし差し支えなければツイッターおしえてください、フォローしに行かせてください……!
そしてキャスもアーカイブで聞いていただき、ありがとうございました!
可愛いだなんてとんでもないですが、そう言って頂けてありがたいです。
今回のキャスは本当に強気でいろいろ喋ってしまったので、(そして章題なんてこだわりすぎですし……)もう全員に嫌われても仕方がないと思っていたので、素敵なお言葉を頂いてうれしいやらほっとしたやら、です。
そして、ロマンスカー、読んでいただきありがとうございます。放心だなんて、なんだかもう、そんなお言葉を頂いてもいいのかと恐縮しっぱなしです。
好きなシーン、教えていただけてにやにやしています。わたしも書いていてとっても楽しかったところばかりです!
二人のすれ違いやもだもだを楽しんでいただけて、おもらしもたっぷり詰め込めてそれも楽しんでいただけて、すごくうれしいです♡♡ありがとうございます。
作品自体は湿っぽいのですが、その中であたたかみを感じていただけて、嬉しい限りです。そして、明日も頑張ろうと思って頂けた、そのお言葉でわたしも、明日から頑張れます!
いつも感想をくださってありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします!
シリアス寄りの話の方が自分に向いていることはよく分かったのですが、書きながら真逆のラブコメのネタばかり書いていた上に同時進行でコメディばかり書いていたので、もうわたしの頭はとっ散らかっている。
安堂チユ